私に起きたバセドウ病の症状と検査は何科を受診するのか？

私が病院を受診する前に、どんな症状が出てきたのかお伝えします。バセドウ病の初期症状は「病気」と判断するには、とても難しい症状だと思います。

私自身も「年取ってきたからな」とか「運動不足だからな」と思って、体に悪い事をしていましたから。あなたも、この初期症状を見て、少しでも当てはまる事があったらすぐに病院へ行きましょう。

分かりやすい初期症状

これらの症状は、比較的「あっ、何か体が変だぞ」と思うような症状でした。

私の場合、次のような感じの手の震えでした。

これはとても分かりやすいです。毎日1キロぐらい減っていく感じです。体重減少が止まらないです。

体重減少はバセドウ病だけでなく、他の病気の可能性もあるので、この症状が出たらすぐに病院へ行きましょう。

体重は減っていくのにお腹はものすごく減ります。ご飯食べた直後にお腹がすく感じです。なので、常に何かを食べている感じなんですが、体重の減り方は半端ではない。

上記の初期症状が、私に起きたわかりやすい症状でした。また、この症状がキッカケで病院へ行くことを決めました。次に「わかりにくい」初期症状をお伝えします。

これは本当にわかりにくいです。病気による「症状」なのか、ただ単に「歳だから」「体力が落ちてきたから」なのか。

なので、これだけの症状で「バセドウ病」と見分けられる人はいないと思いますが、こういった「わかりにくい」症状もあるので、参考にして下さい。

これは分かりずらいです。私の場合は「仕事で疲れているのかな」「年だからな」と思っていました。汗を良くかく1人でずっと汗かいてます。これは未だに治ってません。

人より1枚くらい薄着なのに、顏から首から汗が出てきます。ハンカチが手放せません。

これも分かりずらいんですよね。階段を上ったくらいで「ゼーハーゼーハー」と。でも、やっぱり「年だから」「運動不足だから」と思ってしまうんです。

怒りっぽくなる

これも自分では意識できません。今思えば「何であんなに怒ってたんだろう」って思いますが、当時は分からないですね。

この辺りの症状がでると、「あれ？」と思うようになります。私の場合は微熱が1週間くらい続いて、足に力が入らないことがありました。

後で知ったんですが、この足に力が入らなくなる症状の事を「周期性四肢麻痺」と言うそうです。特に男性に起こりやすいそうなので、男性の方は特に気に留めておいた方が良いでしょう。

上記の症状が、私に起きた症状としては非常に分かりにくかったです。分かりにくかったため、どうしても病院へ行くことはしなかったですね。

もしあなたが、これらの症状に近いものを感じていたら、早めに病院へ行った方が良いと思います。ちなみに、多くの方に知られている「眼球突出」とか「首の腫れ」は、私には出てきませんでした。なので、これらの症状が無くてもバセドウ病の可能性はありますので注意してください。

さて、お伝えしたような症状があなたに出ていたら、いったい何科に検査に行けば良いのか。一般的な病気ではないから、どうしたら良いのか悩んでしまうと思うんですが「バセドウ病かな」と思ったら、

内科

に行けば大丈夫です。ただ、バセドウ病は糖尿病とも重なる部分があるようなので、内科の先生だ「バセドウ病」を診断できない場合があるかもしれません。

なので、診察を受ける前に、病院側にバセドウ病についての「知識」や「検査」が適切に出来るか確認してみて下さい。

実際に私は町の「内科」に受診しました。その際、血液検査以外では次のような確認をしました。

一見、なんて事の無い動作確認なんですが、バセドウ病になっていると手を伸ばした状態で肩まで上げることが難しいです。

腕が上がらないとかではなく、手がプルプルしちゃうんですよ^^;で、私はこの時点で「甲状腺機能亢進症」の可能性がありますね、とのことで採血をしました。

もしあなたも、バセドウ病の疑いがあるなら、両手を伸ばして肩まで上げてみて下さい。プルプルして上げるのが難しいときは「バセドウ病」かもしれないです。血液検査をしてみましょう。

で、私はバセドウ病の疑いがあったので血液検査をしました。その結果がこちら。

この結果を受けて、正式に先生から「バセドウ病ですね」と診断を受けました。病名が分かったので、これから治療かなと思ったんですが、先生からこんな事を言われました。「バセドウ病の場合、この診療所では治療が出来ません」と。

薬の副作用などが出た場合に対応できないそうで、総合病院へ紹介状を書いてもらいそちらで治療する事になりました。

これが、実際に私に起きた症状とその後の流れです。もしあなたも「バセドウ病かな」と思ったら内科を受診してみて下さい。