実際に私がバセドウ病の治療の為、メルカゾールとプロパジールを服薬し、どんな副作用が起きたのかをお伝えします。
メルカゾールやプロパジールを服薬する方は、ぜひ参考にしてください。どんな副作用がでるのかを知っておくことはとても大事ですからね。
バセドウ病の治療薬「メルカゾール」の副作用
まず、メルカゾールを服薬し始めた時の、私の血液検査の結果をお見せしたいと思います。
色々書いてあって見ずらくてすみません(^^;
まず、左から2回目まではメルカゾールを「1錠」飲んでました。飲んでいたんですがFT-3・FT-4の数値が下がらなかったので、2回目の検査以降、メルカゾールを「2錠」飲み始めまたんです。で、メルカゾールを2錠、1ヶ月間、飲み続けたときの検査結果が1番右側の結果になります。
FT-3・FT-4の数値は下がったんですけどね、他の数値がもの凄いことになってしまいました(^^;)
メルカゾールの副作用
メルカゾールを飲んだら、こんな副作用が出てしまいました。
- 肝臓の数値が全て高くなった
- CKの数値がかなり高くなった
AST・ALTの肝臓の数値の上限は、だいたい70以下なんですが、どちらも100超え。そして、大変な事になったのが「CK」と言う数値。これの上限はたったの247なんですが、なんと9140。道理で体が辛くてしょうが無い訳です(^^;)
CKと言う数値は、とんでもなく上がってしまっていたんですね。肝臓の数値ももちろん気にすべき所なんですが、このCKと言う数値も気に留めておいた方が良いです。
このCKとは、筋肉が壊れていないかを見る数値なので、「体がだるいな」「体に力が入らない」「体が痛い」などの症状が出たら、CKの数値が高くなっているかもしれません。すぐに先生に相談してください。
実際私も、「体に力が入らない」「体がふわふわしている感じ」などの違和感があったんですけど、メルカゾールの副作用とは知らなくてバセドウ病の症状だと思っていました。
他にも、メルカゾールを飲んですぐ「喉の痛み」が出ました。メルカゾールの使用時に注意する「無顆粒球症」ではなかったんですが、つばを飲み込むのも痛いくらいでしたね。もし、喉の痛みがひどい場合は、すぐに先生へ連絡してください。
結果からすると、私はメルカゾールの副作用により「肝臓の数値が悪化」「CKの数値が悪化」した為、メルカゾールの使用を中止しました。そこで、次に飲んだのが「プロパジール」
このプロパジールでは副作用はなかったのか、お伝えしたいと思います。
プロパジールの副作用
メルカゾールの使用が中止になり、今度は「プロパジール」と言う薬を飲み始めました。
この薬も最初は1錠だけ飲んでいたんですが、1錠だと効果がなかったので、2錠飲むことになったんですが2錠に増やすとダメなんですね~、プロパジールでも肝臓の数値が悪くなってしまいました。
2錠に増やしていたので、FT-3、FT-4などの数値は落ち着いているんですが、ALPの数値が少し高くなってしまいました。プロパジールはメルカゾールに比べ、「副作用が出にくい」らしんですが、それでも副作用が出てしまったので、この薬も中止となってしまいました。
メルカゾールとプロパジールの副作用の結論
結論からすると、私の場合、どちらの薬を飲んでも「肝臓」に副作用が出てしまいました。副作用が強く出てしまうと、肝臓以外にも副作用が出てくるようです。
もちろん副作用は個人差があるので、全ての人にこの症状が出るわけではないと思いますが、少しでも体に異変を感じたら、すぐ先生に連絡した方が良いです。人によっては、私に出た副作用以外に、もっと重大な副作用が出ている事があるかもしれませんからね。
それと、私はメルカゾール・プロパジールが飲めなくなったので、今はルゴール液と言う薬を飲んでます。こんなの。
これは、メルカゾールなどとは違って、飲み続けると抗体が出来て効果が出なくなってくる事があるらしいです。そうなってしまうと、私の場合は「手術」か「アイソトープ」になるとか。せっかく、2年以上も薬で治療したのに今更、手術なんて。なんとなく「なんだかな~」です(^^;
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