失業保険を貰うときに必要な、「2回の活動実績」が足りなかった場合、どうやって活動実績を作ったら良いのかをお伝えします。実際に、私が手続きして感じた事などもお伝えするので、ぜひ参考にして下さい。
失業保険を貰う為の「活動実績」とは
まず、失業保険を貰う為の「活動実績」とは、どんなものを指すのか確認してみましょう。
上の写真は、失業保険の手続きにいくと渡される「しおり」の中に書かれている内容です。それを確認すると
- 求人への応募
- ハローワーク等が行う職業相談・紹介
- 許可・届け出のある民間機関が行う職業相談・紹介
などがあります。まー、私たちに1番身近なのは「求人への応募」だと思うんですね。で、ハローワークは、この活動を行う回数を決めています。
活動実績として必要な回数
基本的には、最低でも2回以上。で、給付制限がある場合は「最低3回以上」らしいです。ただ、私が貰った「失業認定書」には、
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「最低3回」という文字は書いていませんでした。ちなみに、私は「自己都合」で退職した「給付制限あり」にあたります。
もしかしたら、地域によって違うのか、もしくは「コロナ」の影響で変わったのか、良く分かりませんが、私の場合も必要な回数は「2回」でした。
40・50代は「活動実績」を簡単に作れないよ
実は私、この「求職活動が必要」って言う規定に、疑問を持っていたんです。なぜかと言うと「40代以上の私が、簡単に応募は出来ない」から。具体的には、
- また退職した場合、年齢的に「次がない」から
- 求職内容の条件があわないから
- また退職した後の、「次」の面接での経歴がすごく浅くなってしまうから
- また退職した場合、失業保険を貰う基準がもの凄く安くなるから
と考えてしまうから。こう考えたら、簡単に応募なんて出来ないんですよね。たぶん、40・50代の方は、こう考えている人も多いと思いますよ、「適当な所には応募できない」ってね。
で、この話をハローワークの職員に話したんですよ。そしたら、「気持ちは良く分かります。慎重になってしまいますよね。」と。
まー、この職員の方に言ってもしょうが無いけど、年齢が若く「次」があるならドンドン応募だってするんですよ。でもね、「次」が無い人は、どうしたって慎重になるんですよね。だって、長年勤めて役職も付いていた経歴が、あっという間に「ない事」になる訳ですから。
この失業保険の基準も、年齢や今までの職歴の長さとかで、ある程度変えていかないと、失業者は減らないと思うんですよね。だって、「2回応募しなくちゃ」で適当に応募したら、会社が合わずに止めちゃう人も多いでしょ。それじゃ、変わらないと思うけどね。
2回の活動実績の作り方
基本は、「求人へ応募する」など、決められている事を行うのが前提です。ですが、どうやっても「出来ない」場合もあるでしょう。私みたいに「条件があわない」ものしか無いとかね。そういった時は、こんな事でもカウントされるようです。
活動実績が足りない時の作り方
- ハローワークに問い合わせをする
これでも「カウント1」になるようです。1番良いのはハローワークに「行くこと」らしいんですが、コロナの影響などで行けない場合もあるとの事で、電話での問い合わせも「カウント1」にしているそうです。
実際に、電話でどういった事を聞けば良いのか分からないけど「何か良い求人はありますか?」みたいな事でも良いみたいです。もしかしたら担当者によって違うかもしれないので、必ず「活動実績になりますか?」と確認しておきましょう。
まとめ
失業保険を貰うには、最低2回以上の「求人に応募した」などの活動実績が必要ですが、良い求人などが無い場合は、ハローワークへの問い合わせでも「カウント1」となります。
40・50代にもなると、応募にも慎重になって簡単には「活動実績」は作れないけど、実績は正しく報告しましょうね。嘘がばれると、給金以上の請求をされるみたいですから^^;
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